水彩画の価値を再認識

 ホーマー(1836〜1910)
 アメリカ生まれ。フランス、イギリスで修行。
帰国後、数々の傑作を生み出す。

作品名 「寄港」


 
 アメリカの水彩画家としては高い位置にある。イギリスやフランスで修行したのに冒険心を失っていない。アメリカの大地を描き、スケールの大きさを感じさせる。技法はイギリス風、テーマはアメリカ。両者をうまくミックスしたすばらしい方向性と完成度と評価が高い。
 
 ホーマーは海が好き。彼の描く絵には水が必ずある。そしてそこには光と影が交差し、人物を引き立てている。海の反射のきらめきなど天下一。
明るく、透明感のある絵はどんどん円熟味を増して、大自然を見事に描ききったといえる。一生を絵に、水彩画に注いだすばらしい画家。

電彩アート 山田みち子