●絵画・パソコン絵画とのかかわりを通して、人生の中で得てきたものは何か。

パソコン絵画を始めて、2ヶ月目になると、教えて欲しいという人がどんどん現れました。
30年近く学習塾を営んでいたせいか、教えるのは天職のようです。
しかし、今度は大人相手の指導になりました。もちろん大人も子供も変わりありませんが大人は子供よりはるかに「学び」の中に人生の価値を置いております。大人にとっての学びは
遊びなのです。記憶や暗記ものは苦手になっても、大人は「創造力」「判断力」「分析力」が
大変優れています。しかも、時間にゆとりができるようになって、子供時代からやりたいことを
実現したいという願望が非常に強くなっています。
ところが、いざとなると絵は大変。道具を揃え、準備や片付けに時間がかかります。
そこまでしたくはない。これが本音のようです。
そんな人々が、パソコン絵画の体験教室をのぞくと目が輝きます。
「おもしろそう!」
実は絵を描きたい人は多いのです。ただ学生時代に教師から「あら下手ね」「これは何?」
指導者としてではなく、ただの感想者としての言葉を投げつけられ、傷つけられた過去を
持っている人があまりにも多いのです。
そんな経験を深く考慮して、私は「褒めること」に徹して指導しました。上達のコツは、
ひたすら努力です。ただその努力も他人から「いい評価」を得られることが重要です。
この十数年間、ホームページ、メールマガジンで描き方の教材を皆さんに送付し、しかも
実際に教室で指導してきました。その基本姿勢は「褒める」ことです。うそを言うのではなく
真実を正しく評価することです。いいところをいいと素直にいうことです。
どの方もすばらしい過去を持ち、さらに前向きに生きようとする勇気と努力を持って
おられます。
そうした人々と、同じ趣味を持ち、ともに学び、交流を深めることができるのは、
自分自身の成長にも大きな影響を与えてくれます
つまり、パソコン絵画を始めて、「感謝の心」を得たことが一番です。
そしてそれに付随して、パソコン絵画を一筋に追い求めてきた結果、
幼い頃からの「本を出版したい」という夢を実現させてくれました。