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| Welcome 山田みち子のオープンアトリエ(2) →back(1) ●パソコン絵画との出合いと引きつけられたわけ。 Windows95が出たとき、全く興味がなかった私が、パソコン絵画を始めた直接の動機は義父の介護です。パソコンで病気に関する情報を得るため、インターネットを始めました。 そんなとき、偶然、NTTデータシステムズの「水彩」ソフトとパソコンショップでばったり出会いました。 大好きな油絵や水彩画を描きたくても、介護と道具の片付け・準備はとても両立できるものではありません。それがパソコンなら、スイッチひとつで操作できるのです。手が汚れないし、台所でできるのです。 「これだ!」私は飛びつき、マニュアルを30分で読破し、一ヶ月で100枚近い絵を描きました。 パレットで色が混ぜられたり、絵の具がかすれたり、水彩筆や油絵筆、消しゴムなど様々なツールで描ける。一番気に入ったのが、自分で描かないと描けないという、つまりゼロからの出発点であり、創造力を形にしてくれる手書き感覚の「水彩」ソフトとの出会いがあったからです。 それまで、高価なソフトは何種類か使用したのです。 が、どうもソフトが勝手に描いてしまうという、なぜか、虚しい風が通り過ぎていたのです。 ところが、この何もしてくれない「水彩」ソフトを使い始めて、驚きました。自分の想像性がどんどん膨らんで行くのです。 こうしよう、ああしよう、自分が主役で、パソコンはそれを表示してくれる舞台になったのです。今まで満たされなかった創造性、好奇心がどんどん充実して行くのが自分にもわかりました。生きる気力、まだまだがんばるぞという意欲がパソコン絵画を一枚描くことに強くなり、 あっという間に9年がたってしまいました。 簡単そうに見えてなかなか手ごわいこのパソコン絵画の魅力は絵という古くからの文化と 新しい世代のパソコンが融合して、今までの価値観とは異なる別の新しい文化を見出して いるからではないでしょうか。 奥が見えない世界、自分が創造して行く世界。これがパソコン絵画にひきつけられる理由です。 |
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| ●絵画・パソコン絵画とのかかわりを通して、人生の中で得てきたものは何か。 パソコン絵画を始めて、2ヶ月目になると、教えて欲しいという人がどんどん現れました。30年近く学習塾を営んでいたせいか、教えるのは天職のようです。しかし、今度は大人相手の指導になりました。もちろん大人も子供も変わりありませんが、大人は子供よりはるかに「学び」の中に人生の価値を置いております。大人にとっての学びは遊びなのです。記憶や暗記ものは苦手になっても、大人は「創造力」「判断力」「分析力」が大変優れています。しかも、時間にゆとりができるようになって、子供時代からやりたいことを実現したいという願望が非常に強くなっています。ところが、いざとなると絵は大変。道具を揃え、準備や片付けに時間がかかります。 そこまでしたくはない。これが本音のようです。 そんな人々が、パソコン絵画の体験教室をのぞくと目が輝きます。 「おもしろそう!」 実は絵を描きたい人は多いのです。ただ学生時代に教師から「あら下手ね」「これは何?」 指導者としてではなく、ただの感想者としての言葉を投げつけられ、傷つけられた過去を持っている人があまりにも多いのです。 そんな経験を深く考慮して、私は「褒めること」に徹して指導しました。 上達のコツは、ひたすら努力です。ただその努力も他人から「いい評価」を得られることが重要です。 この9年間、ホームページ、メールマガジンで描き方の教材を皆さんに送付し、しかも 実際に教室で指導してきました。その基本姿勢は「褒める」ことです。うそを言うのではなく、真実を正しく評価することです。いいところをいいと素直に(ちょっとオーバーに)いうことです。 どの方もすばらしい過去を持ち、さらに前向きに生きようとする勇気と努力を持っておられます。 そうした人々と、同じ趣味を持ち、ともに学び、交流を深めることができるのは、自分自身の成長にも大きな影響を与えてくれます。その感謝の心を持って、心から褒めることです。 つまり、パソコン絵画を始めて、「感謝の心」を得たことが一番です。そしてそれに付随して、パソコン絵画を一筋に追い求めてきた結果、幼い頃からの「本を出版したい」という夢を実現させてくれました。 今回の本、アスキー出版「水彩7で描くパソコン絵画教室」で6冊目になりました。 |
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●文化的生活をおくることへのメッセージ。 パソコンはビジネスにとってかけがいのない道具です。しかし、まだ文化的な価値を認めない人が多いようです。特に「パソコン絵画」などというと、パソコンが描く、大量に印刷できるというデメリットで人々は価値を過小評価します。
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