パソコンで水彩を描くためには、まず水彩ソフトの基本操作を学びましょう。

◆名前を覚えましょう。「メニューバー」「基本ツール・描画ツール・編集ツール」 
「パレットウィンドウ・オプションウィンドウ・レイヤーウィンドウ、キャンバス。

◆パレットウィンドウの機能
 本物のパレットと同じ感覚で「絵の具」を「パレット」で混ぜて好みの色を作れる。
 絵の具は24色、しかも絵の具箱が基本のほかに三種類ある。

 ●基本的なパレットの使い方
   1 「絵の具」でお好みの色をクリックする。
   2 「パレット」にポインタを動かし、クリックすると「パレット」に色がおける。
   3 「パレット」に2色おき、クリックしたまま動かすと色が混ざる。
   4 保管したい色はパレットの右上2番めの「色の保管」アイコンをクリックし、
     絵の具の下にある6つの白います目の上でクリックすると色が保管できる。
   5 キャンバス上の色が欲しいときはスポイトをクリックし、好みの色の上で
    クリックすると筆の色が変わって、その色で塗ることができる。
 
←絵の具の交換
 
 
←パレットを洗う
 
←インジケータ(筆の色と背景色)
 


◆オプションのウィンドウの機能

●筆の形
「筆の形」にポインタを合わせ、クリックしたまま動かすと、大きさや形が変わる。
また小さなボッチをクリックすると角度を変更できる。

●筆の形状ウィンドウは表示/非表示ができる。
通常、下記の画面が表示されている。


1 透明/不透明(左側) 2 長持ち・かすれ(中央) 3 筆の角度(右側)

1 「透明」は「鉛筆」や「ペン」で描かれた線を塗りつぶさない。
  「不透明」は「鉛筆」や「ペン」で描かれた線を塗りつぶす。

2 「長持ち・かすれ」は描き続けてもかすれない筆、かすれは描くにつれ、かすれる。

3 筆の角度(右側)は正確な角度を設定できる。

      

      

        




1 鉛筆 下絵が描ける。 2 筆 キャンバスで塗る。

3 消しゴム
鉛筆を消す。絵の具を消す。両方消す。
4 マーカー 透明感を出せる。

5 グラデーション 左側の「始点の色」などをクリックして色を選択
色の変化がほどこせる。

透明度を変えられる。
左側が濃く、右側が淡くなる。

「変更」ボタンを押すと
グラデーションの設定ができる⇒


6 もよう変更ボタンをクリック  10種類の模様が選べる


※模様は色のついたところにほかの色の模様を入れられる。

7 文字  絵手紙などの文章が入力できる
 サイン 完成した絵にサインができる。




●範囲をかこんで移動・コピー・切り取りができる。

1 範囲を囲む(四角/だ円) 2 なげなわでかこむ 3 マジックワンドで色を選ぶ

4 マスクツールで範囲を保護する。
範囲領域と組み合わせてマスクモードとマスクの反転が使用できる。
マスクモードは範囲の外側が塗れる。マスクモード、マスクの反転をチェックすると内側が塗れる。

マスクモード    マスクの反転

●トレースを上手に使いこなしてみよう。

● トレースの手順
1 「トレース」をクリック
2 「背景となるファイルの選択」ダイアログボックスが表示される。
3 トレースしたい写真をファイルの保管場所から選択
4 レイヤーの種類を「セロファン」か、「カーボン紙」を選択
 (カーボン紙のほうが鉛筆線が見えやすく、どこをトレースしているかわかる)
5 「開く」ボタンをクリックする。
6 トレース用の「セロファン」か、「カーボン紙」がかかる。
 (途中で切り替えたいときはレイヤーウインドウの「背景」をダブルクリックすると変更できる。)
7 大まかに形をトレースする。
8 背景のチェックを外し、OKだったら、削除する。(ファイルの重さが軽くなる)

9 背景のトレースが終わったら、必ず名前をつけて保存しましょう。

●レイヤーを使いこなすと奥行きのある絵が描ける。

●レイヤーウインドウ   レイヤーは15枚あるが、3枚から7枚まで表示される。

    

※ このマークは非表示の(チェックがない)レイヤーを選択するとキャンバスに出る。
   他のレイヤーを選択すると消える。


●テクスチャーをほどこすとちょっとおしゃれな絵になります。

●テクスチャー効果  完成した絵に「画像」から「テクスチャーの効果」を施す。

●完成した作品を利用して、はがきや便せん、カレンダーなど作成できる。

●はがき・カレンダー作成

  1 「はがき・カレンダー」アイコンをクリックする。

  2 一番上のはがき、便せん、カレンダーから、緑の背景のアイコン(カレンダー)を選ぶ。

  3 祭日など赤文字にしたい数字はクリックすると赤く変わる。

  4 スタンプなどもお好みで挿入できる。

  5 カレンダーは12種類のパターンがあるのでお好きなものを選んでください。

楽しんでね!

●リンゴを描いてみよう。

●写真をトレースして、色を塗る。 
 1 全画像・カーボン紙を選択する。



2 大まかな輪郭を鉛筆で描く。(自動的にレイヤー1を選択している)



3 トレースが終わったら、背景レイヤーをダブルクリックし、「削除」ボタンをクリックする。
背景を削除するとファイルサイズがかなり軽くなる。(背景レイヤーは約7倍重い)



4 大まかに形がとれました。トレースが完了です。

5 もし、彩色に自信のない人は写真を左端に小さくおいて参考にしてください。レイヤー2を出して、筆で、濃いところから明るいところに筆を運ぶと、明暗が表現しやすくなります。レイヤー2はレイヤー1の上でも下でも大丈夫ですが、下のほうが鉛筆線が見えるので塗り易いです。 背景に写真をいつまでもおいて見ながら描くと絵が暗くなりがちです。

6 レイヤー1の鉛筆線を削除してから、さらにリンゴを塗ります。
光はマーカーで重ね塗りしました。リンゴの芯をよく描くことでリンゴが引き締まります。

●花を見ながら描く   筆を使って描く

●チュリップを描いてみよう。

 庭に咲いたチュリップを見ながら描いていると、つぼみはあっという間に咲いてしまいました。
 1 レイヤー1で鉛筆デッサン
 2 レイヤー2を出して、レイヤー1の上において、鉛筆の消えるモードの筆で塗ります。
   (鉛筆が見えなくなるのはいやという人はレイヤー2をレイヤー1の下においてくださいね)
 3 レイヤー3を出して、茎と葉を塗ります。光と陰、明暗を意識して、自由に筆を進めましょう。
   (トレースをしても、見ながら描いても、形はできるだけ省略して、色使いを楽しみましょう。)

  

2007年3月山田みち子作